「自動車関税の税率は決めたか」との質問にアメリカ・トランプ大統領はきのう「詳細は4月2日に言うことになるが、税率は25％程度になるだろう」と述べた。アメリカの日本に対する関税は現在乗用車などで2．5％で実現すれば10倍程度に引き上げられることになる。日本が対象になった場合100万円の車はアメリカ国内でこれまで102万5000円から125万円になる。アメリカの新車販売シェアはトヨタ、ホンダなど日本企業が3割を誇っている。25％の関税がかけられた場合、日本のGDPは2年で0.2％（約1.2兆円）減になるとの試算が出ている。