プロでも難しい勝ち続けの投資生活はいかにして成し遂げられたのか。原点にはテスタの少年時代にあった。兵庫県で生まれ育ったテスタ。子どもノ頃にハマっていたのは対戦型格闘ゲーム。動きや癖を分析し連戦連勝だった。大人になりパチンコにハマる。とにかく分析しないと気がすまないタイプ。2005年、小泉内閣で郵政民営化が成立した年、フリーター生活への不安を感じていたテスタに人生の転機が訪れる。たまたま見かけた本で投資に興味をもち誕生直後のネット証券と契約。初投資は詳しかったパチンコ台メーカーの株。すると200万円の大儲け。味をしめたテスタは本格的な投資生活をスタートしたが始めた1ヶ月目はマイナス30万円、2ヶ月目もマイナス15万円の損失。だが元来の性分がテスタを救う。目をつけたのは投資家のブログ。毎日300のブログを読んで分析しまくった。こうした努力が実を結び株を初めて3ヶ月目から収支がプラスに。負けを認めたくなく売れない「塩漬け」、「ナンピン」は株が下がった時に買い増しをすること。株を始めて5か月で最大の試練が「ライブドア事件」。