日経平均株価が節目となる3万7000円台を超え取引時間中として約34年ぶりの最高値となった。きょうの東京株式市場の平均株価はきのうの大幅上昇に続き一時400円以上値上がりした。連日の株高要因は日銀トップらの発言できのうの内田副総裁に続ききょう植田総裁も国会で「先行きマイナス金利の解除を実施したとしても緩和的な金融環境が当面続く可能性が高い」などと発言した。マイナス金利解除後に利上げペースが穏やかとの見通しが示されたことで景気先行きへの安心感が広がっている。円相場でも一時1ドル149円台半ばまで円安が進行していることや前日のNY市場での株高も追い風となっている。午前の終値から市場関係者からは急ピッチの上昇に警戒感も出ている。