今日の日経平均株価は1日で1200円以上、下落した。およそ8年ぶりとなる下落幅で終値では3万8000円を割り込んだ。米国で24日、これまで株価をけん引してきたハイテク株を中心に大きく下落した流れを受けた形。さらに、企業の決算発表でも株価が大きく動いた。今日、決算を発表したルネサスエレクトロニクスは産業機器向けの半導体需要が低迷しているとして1年前と比べ、純利益は1396億円と28.7%減少。株価は一時17%急落し、ストップ安となった。日産自動車の4−6月期決算は営業利益9億9500万円(↓99.2%)。来年3月までの1年間の純利益の予想も下方修正した。この決算を受け、株価は7%の急落となった。また株式市場の重荷となったのが円高。今日、為替市場では一時1ドル151円後半と円高ドル安水準になった。