東京株式市場が歴史的な大暴落となった。株を売りたいという投資家からの問い合わせで電話が鳴り止まなかった。このパニック状態できょうの日経平均は大暴落。取引開始の9時から約15分で2500円以上下落。午後には売りが売りを呼ぶパニック安となり、下げ幅は一時4700円を突破。終値は3万1458円42銭となり、1987年に米国で起きた大暴落「ブラックマンデー」を超える過去最大の下げ幅となった。今年3月、終値が初の4万円台に乗り、先月は最高値を更新したのもつかの間、1ヵ月も経たずに1万円以上下落している。きょうの大暴落に鈴木財務相は「高い緊張感を持って内外の経済、金融市場の動向について注視していきたい」と述べた。株価の急落は米国の景気減速への懸念と急激な円高が要因とされている。投資する人からは嘆きの声も聞かれた。岩井コスモ証券東京コールセンター長・本間大樹さんは「短期的な視点と中長期的な視点を分けて考えないといけない」と語った。
1989年以降の日経平均株価の推移を紹介。1990年ごろのバブル崩壊、2000年ごろのITバブル崩壊、2008年のリーマンショック、2020年のコロナショックなど幾多の急落を経験したものの株価は回復していた。こうした中、親子で投資を学ぶスクールでは株価が下落する中、投資の相談や勉強したいというスクールへの問い合わせも増加傾向にあるという。
1989年以降の日経平均株価の推移を紹介。1990年ごろのバブル崩壊、2000年ごろのITバブル崩壊、2008年のリーマンショック、2020年のコロナショックなど幾多の急落を経験したものの株価は回復していた。こうした中、親子で投資を学ぶスクールでは株価が下落する中、投資の相談や勉強したいというスクールへの問い合わせも増加傾向にあるという。