今回の選挙結果を受けてマーケットはどう反応したのか。東京証券取引所から中継。市場関係者はマーケットにとって想定の範囲内の結果で最悪のケースは避けられたと話している。けさの日経平均株価はわずかに値を下げて取引が始まった。その後一時700円以上値上がりするなど一見すると不可解な値動きを見せた。結局、午前の終値は先週末に比べて549円高い3万8463円だった。円相場は今後の政権の枠組みや日銀の利上げへの不透明感もあり、円安が進んでいる。市場関係者は選挙が終わった安心感とひとまずは石破政権が続き、今後大型の経済対策を打たざるを得ないことが好材料となっているのではとみている。市場は不安定な政治状況をにらみつつ、今週の日銀の金融政策決定会合や米国で発表される重要な経済指標に注目することになる。