午前のマーケットについて解説。アメリカの小売売上高が市場予想を上回り、来年の利下げ回数が減少する観測などを重しにアメリカ株が下落し、今朝の日経平均株価は187円安で始まった。その後半導体の一角が買い戻されたなどの影響で一時小幅にプラスに転じる場面もあった。NYダウは9日連続続落で1978年以来のこと。東京としてはFOMC待ちの上に日銀の金融政策決定会合が明日あるため手控えになるのはやむを得ないという。ホンダと日産自動車が経営統合に向け協議に入ると報じられた影響で、経営低迷が続く日産や出資する三菱自動車の株価が急騰した。今日はキオクシアHDが上場。公開価格1455円に対し初値は1440円。来期にかけメモリ市況が回復するかがポイント。