みずほ証券の三浦豊さんの日経平均予想レンジは3万8700円~3万9300円。三浦さんは「昨年1月~3月は日経平均の上昇が目立っていまして、今年は昨年と逆の動きの出遅れ感が目立ちます。日経平均・ナスダックは動きの方向がほぼ同じで、中長期的に日本株の出遅れる動きは続くのではないかと見ています。今後は米国株はドル円にらみで乱高下し、来月14日の2月SQに向け、裁定解消売りで、昨年10月以降のレンジ下限の3万8000円を伺う可能性もありますが、米国株安や円高が進むと3万8000円割れの可能性があります。ナスダックや半導体数がさらに下落し、FOMCで利下げなどがあると米国株の反発も予想されます。3万8000円近くから価格を分散した押し目買いスタンスが有効ではないでしょうか」などと話した。