トランプ大統領が日本へ25%の関税をかけると宣言し、値を下げて始まったきのうの日経平均株価。ただ、税率が予想されていた30%か35%よりも低い25%だったことから警戒感が後退し、自動車や半導体関連株などが買われて上げ幅は一時200円を超えた。終値は前日比101円高い3万9688円だった。マネックス証券・広木隆氏は「いわゆるTACOというものをそのまま引き継いだトレードだったのかなと」、今後の展開について「日本の上場投資信託、ETFの分配金を捻出するためにそういうファンドが売りを出すということが推定されている」などと述べた。