昨日の日経平均株価は、3日ぶりに反落し終値は4万7582円だった。背景にあるのは、16日のアメリカ市場で地銀の株が大幅安になり、信用不安が他の金融株にも波及したことが原因だという。アメリカの2つの地方銀行が不良債権問題を抱えていることが明らかとなり、東京市場でも大手銀行株が軒並み売られた。為替は一時1ドル=149円台まで円高が進んだ。融資に関わる不正行為がありそれをめぐる訴訟を起こしたが、実態がどうなっているのかよくわからないという。そういったものが市場の不安を駆り立てて一気にリスク回避が進んだという。