大川さんの予想レンジは67300円~68000円。大川さんは「中東情勢の変化で原油価格が下落したというのはポジティブ。一部の半導体企業の決算が予想を下回ったので関連銘柄に売りが出ている。半導体のウェイトが大きい日経平均は上値が重い」などと述べた。注目ポイントは「キオクシアが6倍の意味を考える」。大川さんは「世界中で半導体やメモリ関連の銘柄の株価の高騰が続いている。日本ではキオクシアの株価が高騰を続けている。積み上がるはずだった在庫を食べ尽くし足りず増産を余儀なくされるほど需要の増加が続いている。アメリカの大手ハイテク企業のデータセンターの投資が活発化していることが原因。大手ハイテク企業が競うようにデータセンター関連の設備投資を強化している。半導体の奪い合いが発生している。データセンター投資の拡大はあと2年程度継続するとみられている。世界中から注目を浴びているキオクシアも株価の高騰が続いているがPERは3期先の予想で6倍、TOPIXの半分以下の水準で割安状態。これほど高成長が期待されている企業PERがなぜこんなに低い水準でいるのか真剣に考えないといけない。長期の利益予想の信頼性に難がある可能性を考えている。将来の半導体不足を警戒した企業が実際の需要以上に半導体を抱え込んでいる可能性がある。コロナ禍で在宅勤務でパソコンやゲーム機の需要が増大した。メーカーが複数の半導体企業と取引をして必要以上に半導体の取り引きをして半導体の取り込みが起こった。バブル化している。将来的に値崩れ起こして株価に成長を織り込めない事情があるのかと思っている。大手ハイテク企業の設備投資の数字を確認することが大事」などと述べた。
