毎月勤労統計によると、基本給にあたる所定内給与は5月に前年同月比2.5%増加と伸び率は31年4カ月ぶりの高さだった。実質賃金はなおマイナスだが春季労使交渉での賃上げの成果が反映されつつある。特にパートタイム労働者の時間当たり給与は1328円で4%のプラス。また同じ日には日銀が中小企業にも賃上げが広がっているとの声を盛り込んだ地域経済報告、さくらリポートもまとめている。深刻な人手不足に賃上げで対応する企業の姿が浮かぶ。
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