マーケット情報を経済ジャーナリスト・和島英樹が解説。日経平均株価は反落だが下げ渋っている。米国長期金利は8か月ぶりの高水準、米国株は下落。ISM非製造業景況感指数と求人件数が市場予想を上回ったことでインフレが懸念される。株式の魅力がやや低下しハイテク株を中心にやや下がっている。東京は昨日半導体株が賑わっていた反面もあり今日はやむなしというところだが、意外に踏ん張っている。大阪万博を手掛け話題となっている丹青社は3日続落。昨日330万株あまりの株式売り出しがあり、短期的には受給の悪化が懸念されるが下げとしては限定的とも言える部分がある。半導体の水処理などを手掛ける野村マイクロ・サイエンスは9日続伸。買い戻しなども交えての上昇となっている。