内さんの悩みはどうすれば歯を残せるケアになるか分からないとのこと。笠井さんの悩みは現在の差し歯が4本でこれ以上自分の歯を失いたくないとのこと。照山裕子さんは多数の著書を執筆し口腔環境を整える伝道師として様々なメディアで活躍している。照山さんは多くの病気と口の中の悪い菌はリンクしていて糖尿病などとも関わっていると言われているという。歯科医でピカピカにしても2～3日で元に戻ってしまうという。そこで鍵を握るのはセルフケアとのこと。そこでなないろ隊の歯磨きを照山先生がチェックした。グー磨きは手が小さく力が弱い子供の頃は問題ないが大人の力では歯や歯茎を痛める原因になるという 。 鉛筆持ちで音をたてずに1本ずつ動かすのが最低限守ってほしいところだという。歯周病は葉のエナメル質に付着してできるむし歯と違い歯と歯茎の境目から起こる病気とのこと。細菌の塊を専門用語でバイオフィルムと呼んでいる。1gの歯垢に約1000億のバイ菌がいるとのこと。これはうんちより菌の数が多いという。歯周病は歯周ポケットにできたバイオフィルムによって歯茎が炎症を起こし歯が抜け落ちることとのこと。さらに歯周病の病原菌が増える時に出す物質がニオイの原因になるという。歯周病は硫化水素が出るとのこと。歯と歯の間は汚れが残りやすくトラブルの 元になるとのこと。オーラルケアは歯磨きだけに留まらず口の中全体をケアすることだという。
照山先生は歯ブラシ歯磨き粉はマストでプラスアルファのツールも使った方がいいという。最新のオーラルケアアイテムをチェックするために都内のドラッグストアにやってきた。どらっぐぱぱすは東京都を中心に約150店舗を展開している。 柏木さんはオーラルケア商品増加の理由を客の歯に対する健康意識の向上、需要に応じてメーカーが新商品開発した事だと話す。歯と歯の間に隙間がなく歯茎が締まっている人はデンタルフロスが向いているという。一方、歯茎下がりや歯間に隙間がある人、歯ブリッジを被せている人は歯間ブラシが向いているという。歯周病によって歯茎が下がり気味の人にはフッ素が含まれる歯磨き粉がおすすめとのこと。フッ素はエナメル質を強化し抗菌作用でむし歯抑制する働きがある。