先月、東証グロース市場に上場した「オルツ」。今、投資家が注目する企業の1つだ。モニターで会社の説明をしているのはオルツの日置友輔CFOそっくりに作られたAIクローン。記者からの質問にもクローンが答える。本人たちは何も話す事なく会見が終了した。実はこの会社、クローンに給料も支払っている。クローンには社内のSNSやメール、オンライン会議などで本人の言動を学習させている。言い回しは変わるが、約9割の確率で本人と同じような回答をするという。既に、大阪の建設会社などで導入していて、創業者やカリスマ経営者など、本人そっくりのクローンがあれば、その人がいなくなった後でも意見を求めることが出来る。