家電修理人の今井さんに密着。愛知の二ノ宮さんから約40年前のR/Cカーの修理依頼が入った。37年前に祖父に買ってもらったが1年で故障し物置で保管していたが、16年前に祖父が亡くなったのを機にもう一度走らせたいという思いが芽生えたという。今井さんはまずR/Cカーを動かすための充電式バッテリーとモーターを確認。どちらも故障しており、バッテリーは交換することになった。モーターは内部のサビを磨いて修理した。数日後取り寄せたバッテリーを繋ぐと動くようになったが、電源オフでも動いてしまうため原因を探った。前進信号のときに何らかの原因でR/Cカーか送信機が故障し、サーボモータが電源オフに切り替えができない状態と予想した。送信機にも不具合が見つかり、電池ボックスのサビが原因と判断。送信機を修理すると、サーボモータも正常に作動した。元の形に組み立て、広い場所で走行させて最終確認した。修理代金は合計2万8000円だった。
