埼玉県日高市にある焼きそば工場に潜入。焼きそばには1個あたり3食分が入っているのが多く、焼きそばを発売した1975年当時、1世帯あたりの平均人数は3.28人であることと、家庭のフライパンで作れるのは3食分であることなどが理由となっている。ソースの粉末に使っているスパイスは胡椒やクローブ、シナモンなど10種類は公表しているが、他にどんなスパイスを使っているかは社員でもごく一部しか知らない。またソースが粉末の理由はスパイスの香りが引き立つから。麺の小麦粉は焼きそば専用の特注ブレンドで、その日の気温などに合わせてブレンドする水の量を変えている。また粉末ソースに合うよう細麺にしている。今回工場見学の他に3食分の焼きそばの美味しい作り方を教えてもらった。まず最初に肉と野菜の具材を先にフライパンで炒めて余分な水分を飛ばし、炒め終わったら一旦別の皿などによけておく。その後フライパンに油をひいて麺を入れて火にかけて水を入れて1分ほど加熱し、ひっくり返して端からほぐしていく。その後弱火に居て粉末ソース2袋分を加えて炒め、水分が無くなったら具材を戻してもう1袋の粉末ソースを入れて炒めて完成。