- 出演者
- 鈴木奈穂子 博多大吉(博多華丸・大吉) 博多華丸(博多華丸・大吉) 勝呂恭佑 駒村多恵 副島淳 池田沙耶香 鈴木あきえ 古坂大魔王
オープニング。出演者が挨拶した。
オープニングトーク。今日のゲストは古坂大魔王さんと鈴木あきえさん。大吉さんと鈴木アナの衣装が被ったという話がされた。
ロングセラー食品の工場を徹底取材し、暮らしに役立つ楽ワザを追求する。今回はポテトチップスやトマトケチャップなどを紹介する。
スタジオに3種類のツナ缶を用意。用意されたツナ缶はそれぞれ使用している魚が違うとのこと。今回はビンナガマグロ・キハダマグロ・カツオの3種類。スタジオでは「味の違いが分からなかった」などの声があがった。
静岡市の工場では1日に約40万個のツナ缶を製造している。原料の魚は別の工場で加熱処理され、骨や皮などを手作業で取り除き、フレーク状にしたら缶に詰めていく。そしてツナ缶の製造工程で1番重要なのが調味液と油を入れる工程で、原料の魚によって味に違いが出ないよう調味液を調整しているという。そして6年前にはオイル不使用のツナ缶が登場。水煮でも油漬けのツナ缶のような舌触りになるよう「寒天」を加えているという。
ツナ缶は元々ビンナガマグロで作っていたが、漁獲量が減り他の魚で代用し、ビンナガマグロの味わいに近づけるため調味液が開発された。ツナ缶の調味液はだしの代わりに使え、みそ汁やたまご焼きのだしの代わりになる。ツナ缶の調味液は野菜の青臭さをマスキングする効果が期待でき、にんじんやブロッコリーなど苦手な野菜を調味液ごと料理すると食べやすい風味にできる。油を使っているツナ缶でも使っていないツナ缶でも同じようにできる。視聴者から「工場見学の思い出」のエピソードを募集。
愛知県豊川市のトマトケチャップ工場で生産過程を取材した。明治時代からトマトケチャップを製造しており、1日約40万本製造している。海外の生産者が作ったトマトケチャップに適した品種のトマトを使用しており、生食用と比べ色が濃くゼリー状の部分が少なめで、抗酸化作用のあるリコピンが豊富に含まれている。タンクにトマト、食塩、糖類、酢、たまねぎ、香辛料を投入し、トマトケチャップを作っている。トマトケチャップの原材料は農林水産省が定める規格で決まっており、他の物は入れてはいけない。酸味の効いたトマトケチャップは火を通すことでマイルドになり、香辛料の風味が増す。
「焼きケチャップナポリタン」の作り方を紹介。油とトマトケチャップを混ぜて加熱すると酢が飛んで酸味がマイルドになり、乳化されコクが増す。ナポリタンを作る際は炒めた具材を端に寄せ、スペースでトマトケチャップを熱していく。トマトケチャップの塩分量はしょうゆ・みその3分の1以下である。約3分の2までかさが減るよう中火で約1分加熱し、具材とパスタを絡めると完成。
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- ナポリタン焼きケチャップナポリタン
安東さんイチオシの焼きケチャップアレンジ料理として「焼きケチャップえびチリ」と「焼きケチャップヤンニョムチキン風」を紹介。「焼きケチャップえびチリ」には焼きケチャップとラー油を使用しており、辛いのが苦手な場合はラー油の代わりにごま油を使うと中華風になる。「焼きケチャップヤンニョムチキン風」には焼きケチャップとコチュジャンを使用している。レシピは番組のHPで紹介している。焼きケチャップの目安の分量は、トマトケチャップと油10:1がオススメだという。
トマトケチャップが液体と分離しにくくなる保存方法は?容器の空気を抜く、容器を膨らませるの2択。正解は空気を抜く。トマトケチャップの容器は柔らかく、空気を抜きやすくなっている。液体はトマトの水分で、長期保存していると出てきやすい。振ったり揉んだりすると元の状態に戻る。逆さにすると液体が口の部分に溜まりやすく、漏れることもある。空気を抜くと中身が動きにくくなり、分離が起きにくくなるのではと考えられている。メーカーによっては口の部分を下にして保存する構造のものもある。マヨネーズは分離が起きにくく、逆さまで保存した方が残り少なくなった時に出しやすくなる。
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- オムライス
「ポテトチップス うすしお味60gに使用されている塩の量は?「青 約0.5g」、「赤 約1g」、「緑 約1.5kg」」が出題された。正解は「青 約0.5g」。
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- ポテトチップス うすしお味
ポテトチップスのメーカーでは1日約310万袋のポテトチップスを使用している。今回訪れた宇都宮市の工場では搬入された大量のじゃがいもを全自動で水洗いし、皮むきやカットも全自動で行っている。カットする厚さは調整する事ができ、日々のじゃがいもの状態を見て厚みを調整している。味付けとして使用する塩はじゃがいも本来の味を引き出すために少なめにし、かつ塩の味も感じられるよう塩の大きさを小さくしている。
ポテトチップスに使用している塩は肉眼で確認することが出来ないほど小さく、その中でもしっかりと塩気を感じる事ができる。塩の粒を小さくすると口の中で早く溶けるため、減塩を実現しつつしっかりと塩気を感じることができるという。この他マヨネーズの正しい保存方法として「空気を入れて逆さまに保存」などを伝えた。
気象情報を伝えた。
気象情報を伝えた。
埼玉県日高市にある焼きそば工場に潜入。焼きそばには1個あたり3食分が入っているのが多く、焼きそばを発売した1975年当時、1世帯あたりの平均人数は3.28人であることと、家庭のフライパンで作れるのは3食分であることなどが理由となっている。ソースの粉末に使っているスパイスは胡椒やクローブ、シナモンなど10種類は公表しているが、他にどんなスパイスを使っているかは社員でもごく一部しか知らない。またソースが粉末の理由はスパイスの香りが引き立つから。麺の小麦粉は焼きそば専用の特注ブレンドで、その日の気温などに合わせてブレンドする水の量を変えている。また粉末ソースに合うよう細麺にしている。今回工場見学の他に3食分の焼きそばの美味しい作り方を教えてもらった。まず最初に肉と野菜の具材を先にフライパンで炒めて余分な水分を飛ばし、炒め終わったら一旦別の皿などによけておく。その後フライパンに油をひいて麺を入れて火にかけて水を入れて1分ほど加熱し、ひっくり返して端からほぐしていく。その後弱火に居て粉末ソース2袋分を加えて炒め、水分が無くなったら具材を戻してもう1袋の粉末ソースを入れて炒めて完成。
スタジオからは美味しい3食分の焼きそばの作り方を振り返り、「すぐに具材と粉末ソース混ぜてしまっていた」、「作り方を変えるだけで全然味が違う」などの感想が出た。この他麺をほぐす際の水は3食分の時は1食分よりやや多い程度などの情報を伝えるなどした。