旧優生保護法をめぐり不妊手術を強制された被害者本人らに新たな補償を行うため、超党派の議員連盟らがまとめた法案はきょうの衆議院本会議で全会一致で可決され、参議院に送られた。参議院ではあすの本会議で採決を行うことで自民党と立憲民主党が合意していて、あさってまでの会期内に成立する見通し。一方、きょうの衆議院本会議では、“優生思想に基づく誤った施策を推進させたことについて悔悟と反省の念を込めて深刻にその責任を認めるとともに心から深く謝罪する。被害の回復を図るための立法措置を速やかに講じる”などとした決議案も全会一致で議決された。