トランプ氏が新政権人事で身内の起用を連発している。実業家のマサドブーロス氏をアラブ・中東担当の大統領上級顧問に起用すると発表。ブーロス氏は息子がトランプ氏の次女・ティファニー氏と結婚。駐フランス大使には長女・イバンカ氏の義父の起用を明らかに。第一次政権でもイバンカ氏を大統領補佐官に、夫・クシュナー氏を大統領上級顧問に起用。これが批判を浴びたことから大統領選では親族を政権ポストに起用しない意向を明らかにしていた。早稲田大学・中林美恵子教授は「当然(選挙期間中に親族を)起用するといったら支持率は下がる。彼の自信に満ちた自由な発想や主張というものが(大統領選に)勝ったことによって出てきた」と指摘。