「日本人は座りすぎ」というデータがある。平日に座っている時間のグラフで日本は約7時間と調査した20の国と地域のなかで最も長くなっている。都内の人材紹介業を手掛ける企業を取材。社員の多くはデスクワークで勤務時間の多くを座って仕事している。近年IT化が進みデスクワークを行う時間が増えていることが要因に上げられている。早稲田大学・岡浩一朗教授は1日8時間以上は座りすぎと指摘している。「座りすぎ」と「寿命」の関係の調査では1日の座る時間が11時間以上の人は4時間未満の人と比べ死亡する危険度が1.40に高まる。心臓病や脳卒中の病気につながりやすくがん、認知症になる可能性も高まるとのデータもある。