政府は高市政権として初めてとなる「骨太の方針」を決定した。「強い経済」実現に向け新たな経済財政運営への抜本的な転換を図る方針を示し、「責任ある積極財政」のもと官民連携で戦略分野へ投資を進めるとしている。財政運営の目標としてプライマリーバランスの黒字化をこれまで重視し、単年度ごとに達成状況を確認してきた。今回の方針ではプライマリーバランスについては複数年で管理し、一時的な悪化も許容し得るものとしている。財政運営目標の中核として債務残高の対GDP比を安定的に引き下げる方針を掲げている。入山氏は政府が国の成長をコミットしたことは評価できるが、産業政策だけじゃなく競争政策と労働移動政策の3本柱でやっていただきたいなどと話した。永濱氏はプライマリーバランスについて2001年に決まったときは債務残高対GDP比だったが、デフレで達成が難しいからプライマリーバランスの黒字化を目標になった。金利が上がっている状況になるとプライマリーバランスの黒字化をするよりも、債務残高対GDP比を下げるほうがハードルが高くなるので、財政規律が緩んだということにはならないなどと話した。
