今月3日、北海道旭川市、大学の陸上競技部を訪れた陸上元五輪代表・為末大さん。北海道教育大学旭川校 陸上競技部はここ数年全国大会に出場する選手が徐々に増え、成長中。主将・二階堂翔生さんは為末さんと同じハードルの選手。スペースに限りのある体育館。冬は雪に埋もれて使えない屋外のグラウンド。暗くて夜の練習は危険な上にトラックの劣化でけがも増加しているという。部員からは最近の物価高の影響などもあり、「活動費の捻出に苦労する」との声も。三井住友銀行が始めた大学の運動部に活動費や設備費など年間100万円を助成するプロジェクト。為末さんのほかにも著名なアスリートが参加、約20の支援先を決めた。支援を受ける部活には社会貢献活動を行うことも求められる。三井住友フィナンシャルグループ・中島達社長は学生を支援するねらいについて「将来の日本を担う人材をどう育てるかも大事な使命」など話した。
一方、中小企業でも大学の部活を支援する動きが。今月11日、東京都内、明治大学女子ラクロス部の練習に訪れたmela・吉田雄輝代表取締役。支援を求める部活と企業をマッチングするサービス「スポンサーズブースト」を利用し、ラクロス部のスポンサーになることを検討。人材獲得競争が激しくなる中、優秀な学生を見つける場としてスポンサーになることで部活動と接点を持つ企業が増えている。
一方、中小企業でも大学の部活を支援する動きが。今月11日、東京都内、明治大学女子ラクロス部の練習に訪れたmela・吉田雄輝代表取締役。支援を求める部活と企業をマッチングするサービス「スポンサーズブースト」を利用し、ラクロス部のスポンサーになることを検討。人材獲得競争が激しくなる中、優秀な学生を見つける場としてスポンサーになることで部活動と接点を持つ企業が増えている。