反抗期は、成長過程で大人に反発することが多くなる時期のこと。思春期の反抗期では、小学生~大学生まで続くケースもある。反抗期がないという高校生もいる。取材したのは両親と子ども7人の大家族。長男と次男は高校生だが、反抗期を感じたことはない。特に父親と仲が良く、親子で似たヘアスタイルをしている。家族で同じ服を着ることも多い。幼い妹たちの面倒もふたりで見るなど、積極的に両親を支えている。学生600人を対象にした調査(リゼクリニック調べ)によると、反抗期がないと答えた人は約48%。番組が15~29歳の若者100人に調査したところ、反抗期がなかった人は61人。明治大学文学部・教育学博士・諸富祥彦教授は、家事への負担が減り親に余裕が生まれたことで衝突する機会も減ったのではという。子どもの反抗期が少なくなっていく一方で、40歳を過ぎてから迎える大人の反抗期もある。