今年2月のデビュー60周年特別コンサートで番組のカメラに力強く語った五木ひろしさんはコンサートで全国を回り、今月からは明治座で特別公演と大忙し。御年77歳、歌はもちろん時代劇で熱演するなど精力的にステージをこなしていた。しかし、体調不良による検査入院が発表され休演。五木さんは今月7日ごろから風邪のような症状を確認。11日の公演後、病院で検査したところ白血球の数値が高くドクターストップがかかり、慢性閉塞性肺疾患と診断された。今後は1週間ほど入院して療養することになった。呼吸器内科・関根一真医師によると、慢性閉塞性肺疾患は息を吐き出すのが弱くなってくる病気で、進行するとせきやたん、体動時の息切れなどが出てくることがある。進行性の肺疾患だが、初期段階で適切な治療をしておけば、今後の歌手活動も可能だという。2月のコンサートでは30曲近い曲をこなすなど未だ現役バリバリの五木さん。当時、パワフルさの秘密を「やらざるを得ないとなるとやれるもんなんですよ」と明かしていた。五木さんの現在の病状について所属事務所の関係者に独自取材すると、「幸い深刻な状況ではなく本人は元気な状態です。気持ちも前向きで病院に行く際も翌日の公演に出ると言っていたほどです。本人は1日も早い回復を目指しています」とコメント。五木さんは今週土曜日まで舞台の出演を控え、それ以降は体調を鑑みて復帰を決める。
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URL: http://www.meijiza.co.jp/
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