来月7日に投開票を迎える東京都知事選。都知事選でも議論される明治神宮外苑の再開発。神宮球場や秩父宮ラグビー場などを建て替え高層ビルを建設する計画。再開発では当初、約1900本の樹木のうち743本を伐採し800本以上植樹される予定だった。これに反対の声を上げたのが坂本龍一らで、イコモスも計画の撤回を求めている。そもそも神宮外苑は、約100年前に国民の寄付・献木などで造営。現在事業者側は東京都からの要請で伐採数を減らすなど計画の見直しを検討している。事業者の1つである三井不動産に改めて再開発の意義について尋ねると「老朽化したスポーツ施設の更新」「みどりとオープンスペースの拡張」「回遊性の向上」「災害への備え」の4つと考えている。4列のイチョウ並木は保存するとしたうえで、反対の声があることに対し「今後開発の意義や将来像、みどりへの対応やいちょうの保全について映像で配信することも検討している」と述べている。都知事選には56人が届け出ていて、立候補者は過去最多となっている。
住所: 東京都新宿区霞ヶ丘町3-2
URL: http://www.jingu-stadium.com/base.html
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