- 出演者
- 榎並大二郎 堤礼実 今湊敬樹 西内啓 馬渕磨理子
オープニング映像。
オープニングの挨拶。
昨日から始まった備蓄米の随意契約について、2022年産が約20万トン、2021年度は約10万トン予定していた申請が殺到しているとして、小泉農水相は受付を一時休止したことを発表した。すでに申請の業者で上限を超えたものについては2021年産へ振替を希望できるか確認するという。随意契約についてはアイリスオーヤマが1万トンの契約を締結した他、大手コンビニではファミリーマートが初めて申し込んだ。またイオン、LINEヤフー、ドン・キホーテなども申し込み済 だという。
年金制度改革法案を巡り、与党と立憲民主党の党首会談が行われ、法案を修正することを明記した合意文書に署名した。削除されていた基礎年金の底上げ措置などを盛り込んだもので、あす3党で共同提出する。石破首相は「年金改正法案の審議に引き続き真摯に対応し、法案の早期成立に努力したい」と述べた。立憲民主党の野田代表も「修正案をまとめられた事自体は良かった」と述べた。この合意が内閣不信任案の提出に影響するかを問われ「いま具体的に申し上げる段階にない」と答えた。
カナダのコンビニ大手からの買収提案を受けているセブン&アイHDはきょう、定期株主総会を開催。デイカス氏を含む13人の取締役選任議案を可決し、その後の取締役会でデイカス氏が正式に社長に選任された。 株主からは「減益続きの状況で新たな人員体制や取り組みなど明快に株主に説明しており、それを株主としては期待している」「もっと買収の話が出るかと思ったら出なかった」といった声が聞かれた。
セブン&アイHDの新経営体制について、大阪公立大学客員准教授・馬渕磨理子は「初の外国人社長となるデイカス氏はウォルマートの経営など日本企業のトップの経験も豊富。この人事はグローバルな視点や経営改革の加速、海外投資家のアピールを狙ったもの。」とコメントした。セブン&アイのROE(出店・日本金融経済研究所)はグローバルな小売業の平均が12~16%に対し6.4%と大幅に下回っている。またカナダのコンビニ大手、クシュタールとの買収交渉について現時点で買収成立の確実性は不透明だと指摘「単なる経済合理性だけでなく、総合的に判断する経営が求められる」とコメントした。
顧客獲得に向け、三菱UFJフィナンシャルグループが共通の新ブランドを立ち上げる。来月2日から、新個人向けサービス「エムット」を開始すると発表した。これまでバラバラだったアプリをリニューアルし、グループ全体のサービスが一体で利用可能になる。またサービスの使用頻度でポイント還元率を業界最高水準の20%まで上乗せできる仕組みも導入する。メガバンクによる顧客獲得競争がさらに激しさを増しそうだ。
データサイエンスの専門家である西内啓が三菱UFJグループの新たな取組について解説。西内は「Z世代やミレニアル世代と距離感を縮めたいという狙いが感じられる」と指摘。三菱というブランドは信頼性という観点では強みがあるが、デジタルネイティブにとっては「堅い」「日常との接点が薄い」というイメージがある。僕にキャッシュレス決済比率(経産省HP)は42.8%、うちクレジットカードが82.9%となっているが、この分野では楽天やPayPayといったテック企業由来のサービスが強く、三菱UFJニコスは巻き返しが必要と指摘した。今後はただのリブランディングで終わらせず、いかにアプリなどのUXを改善させるか、NISAやキャッシュレス決済などの横断的な利用体験の設計ができるかにかかっている。
財界人や知識人等による「令和臨調」主催の超党派で議論する会議が都内で開かれ、日本社会の持続可能性について提言を発表した。この中で政治改革について「熟議と効率の両立に向けた国会改革の早期実現」を掲げた。具体例として、月1回の党首討論の活用を前提とした首相の国会出席の限定などがあげられたという。経済成長と財政健全化を実現し、市場の信任を確実にすることや、政府から独立した長期予測を担う組織の設置を検討することなどをあげている。
1734年創業の老舗黒豆卸店が、今月から宿泊業に挑戦。そこには地域を代表する企業が旗振り役となり、地元の伝統的な食文化を未来に継承しながら、街の仲間と共に地方創生を目指す新たなカタチがあった。兵庫県丹波篠山市にある小田垣商店には丹波黒を求め、各地から連日多くの客が訪れ、賑わっている。今月17日、敷地内にある国の登録有形文化財に指定された建物を、1日1組限定の宿泊棟「豆家」として開業した。大正時代から残る内装を活かした客間、リビングの雪見障子の向こうには石庭が広がっている。滞在中には黒豆の選別作業見学、焙煎体験ができる。街を回遊してもらうことで地域が潤うように、夕食は連携している仲間の飲食店で地元の魅力を満喫してもらうようにしている。小田垣昇社長は「すべての地域にキラリと光る魅力がある」などとコメント。丹波篠山市といえば、大阪、京都、神戸からそれぞれ1時間程度でアクセスでき、日帰り客が多くを占めていた。老舗企業の新たな発想によって、長期滞在を促し、周囲の企業も巻き込みながら街の魅力やブランド力の向上を目指している。
福島第一原発の事故で生じた除染土の最終処分に向け、政府が、再利用などに関する基本方針をまとめた。林官房長官は「政府が率先して先行事例の創出等に取り組む」などと述べた。国民の幅広い理解を得るため、先行して総理官邸の敷地内で再利用するとしていて、花壇などを想定している。
総務省消防庁が発表した速報値によると、先週1週間に熱中症で救急搬送された人の数は、全国で1077人だった。前の週に比べて300人以上多く、今年初めての死者が1人出ている。総務省消防庁は、まだ体が暑さに慣れていないため、エアコンを使用したり、こまめに水分や塩分を補給したりするなどの注意を呼びかけている。
ガーディアンズ2-7ドジャース。1番バッターに注目、1回オモテ、ドジャースの1番・大谷翔平が初球を捉え、打球速度約185km/hの爆速ライナーで2試合連続の先頭打者アーチ。今シーズン19号、メジャーHRランキング単独トップに立った。この援護を受けて山本由伸がマウンドに立った。ガーディアンズの1番バッターはクワン、メジャーデビューから116球空振りなしという記録を持つ、巧みなバットコントロールが持ち味の選手との対戦。山本はスプリットで空振り三振を奪った。6回の打席では3球連続ファウルと食らいつかれるが、最後はスプリットで空振り三振。山本は6回2失点、今シーズン6勝目をあげた。
福岡県出身で、大学生時代にビールの売り子をやっていた宮本真綾アナウンサーが、みずほPayPayドームでのファーストピッチに登場。スタンドからは大きな声援が送られた。試合でファンの視線を集めたのが、腰の手術からおよそ2カ月ぶりに1軍復帰した近藤健介。第1打席に復帰後初ヒットを放つと、3打席目もセンターに弾き返し、球界屈指のヒットメーカーが完全復活。しかし、エースの有原が踏ん張れず、近藤の復帰戦を勝利で飾ることはできなかった。ソフトバンク2-5日本ハム。
広島は4回、満塁のチャンスで小園海斗が先制タイムリー。ここぞの場面で打つことから、ここぞの小園と呼ばれる。待望の一打が出た広島が連勝。広島2-1巨人。
阪神は0-0で迎えた延長11回、節目の1000本安打に残り9本と迫った近本光司がヒット。このヒットなどで満塁のチャンスを作り、3番の森下翔太が押し出し。思わぬ幕切れで阪神が今シーズン初のサヨナラ勝ち。阪神1-0DeNA。
5連敗中のヤクルトは同点の8回、代打打率.357の宮本丈が勝ち越しのタイムリーツーベースを放つ。9回のマウンドには通算100セーブまであと1つに迫る守護神の石山泰稚が三振を奪った。36歳のベテランが100ホールド&100セーブをあげ、史上9人目の快挙となった。ヤクルト2-1中日。
地元群馬でいまだ勝ち星のない西武・高橋光成。きのうの楽天戦ではあと一歩届かず前橋のファンに勝利を届けることができなかった。西武1-3楽天。
連敗中のロッテの先発は田中晴也。武器は150k/h超えのストレート。オリックス打線と7回無失点に抑え3勝目を挙げた。ロッテ6-4オリックス。
セ・リーグは連勝の広島が2位に浮上、3位までが1.5ゲーム差と混戦が続く。パ・リーグに順位の変動はない。