セブン&アイHDの新経営体制について、大阪公立大学客員准教授・馬渕磨理子は「初の外国人社長となるデイカス氏はウォルマートの経営など日本企業のトップの経験も豊富。この人事はグローバルな視点や経営改革の加速、海外投資家のアピールを狙ったもの。」とコメントした。セブン&アイのROE(出店・日本金融経済研究所)はグローバルな小売業の平均が12~16%に対し6.4%と大幅に下回っている。またカナダのコンビニ大手、クシュタールとの買収交渉について現時点で買収成立の確実性は不透明だと指摘「単なる経済合理性だけでなく、総合的に判断する経営が求められる」とコメントした。