おとといの横綱伝達式では「何があっても力強く立ち向かう」と胃う意味の「気魄一閃」を口上で述べたのは新横綱・豊昇龍。第74代横綱の豊昇龍は25歳でモンゴル出身。初場所では9日目で3杯目喫し、綱取りへピンチだった。しかしそこからは「気魄一閃」の精神で勝ち星を重ね2度目の幕内優勝。実績を評価され横綱に昇進した。その豊昇龍の叔父は第68代横綱の朝青龍。きのう豊昇龍が太鼓を叩く中、土俵入りで身につける新しい綱づくりの「綱打ち」が行われた。綱の長さは約4メートル、重さ8キロほどで、部屋の力士たち協力のもと完成した。その後、ハワイ出身の元横綱・武蔵川親方に指導され、豊昇龍は初披露する土俵入りの恵子にも励んだ。第74代横綱としてきょう明治神宮で奉納土俵入りに臨む。
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