派閥の裏金事件をめぐり、次の衆議院選挙で自民党が公認しない方針の議員が10人を超える可能性が出てきている。非公認の見通しである高木毅元国対委員長は「公認していただけないならば違う形で出ることになろうかと」。西村元経済産業大臣は非公認となる見通しについて聞かれると「がんばります」。萩生田元政調会長は「党の方で正式に聞いていないので」。石破総理はこうした議員の他にも処分を受け地元から公認申請ない議員も非公認の考え。非公認となる“裏金議員”は10人を超える可能性も。自民党中堅議員は「党が割れかねないその一歩手前までいった判断」。野党からは厳しい批判の声。立憲民主党・野田代表は「相当程度に非公認が生じるのではなく大半が公認されるのではないでしょうか。公認が本当に国民の理解を得ることができるかどうかよくお考えをいただきたい」。初の代表質問。石破総理は「現時点において公認となる方が誰かは具体的に確定はいたしておりません」。