アメリカを訪問中の岸田総理は日本時間今日未明、議会の上下両院合同会議で演説した。30分以上に渡る英語の演説でジョークも織り交ぜ会場を沸かせた一方、結束を訴えた場面では議員らが立ち上がり拍手に包まれた。世界が歴史の転換点を迎えると指摘し、中国について国際社会の平和と安定にとってかつてない最大の戦略的な挑戦をもたらしていると述べた。さらにロシアのウクライナ侵攻、北朝鮮の挑発行為にも言及し、グローバルパートナーとして日本も責任を担っていく姿勢を強調した。また、宇宙分野での協力についても触れ、宇宙飛行士の星出彰彦さんを紹介した。岸田総理はワシントンでの日程を終え、ノースカロライナ州に向かう。