今週の日曜日から始まった大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」の主演を務める横浜流星さん。主人公の蔦屋重三郎(蔦重)は、紫式部や徳川家康といった誰もが知る歴史上の人物ではない。そんな役をどう作り上げ、届けようとしているのか話を聞いた。横浜さんの演じるのではなく「生きる」という信念が反映された作品の1つが映画「春に散る」。一度はボクシングを辞めたボクサーの役で、撮影の1年以上前からトレーニングを積み重ね、プロテストにも合格。こうした姿勢をすべての役で貫き、徹底的に向き合うことで作品の世界を生きようとしている。蔦重の魅力は行動力だという。大河ドラマの主演にも抜擢され、順風満帆に見えるが挫折を味わった経験もあった。この1年役をどう生きるかについて「めちゃくちゃワクワクしている。あまり知られていないからこそ、自由に生きられると思うので大切に成長できればという思いでいる」と話した。