ミシガン大学消費者信頼感指数の注目について、佐野一彦さんは「昨年10-12月期の成長のけん引役は個人消費だった。最近気がかりなのは、消費者のセンチメントに陰りがあること。主因が関税政策への懸念なので、不透明感はなかなか払拭できないのでは。」などと話した。続いて、春闘の第1回回答集計結果発表について、西原里江さんは「6日に連合が発表した2025年度の賃上げ要求は平均6.09と、2024年度の5.85を上回った。ベースアップの要求も2025年度は、4.51と2024年度の3.56を上回った。同じような妥結率であれば、ベアは3.7%と非常に高くなってくる。大事なのは実質賃金がプラスに転じるか」などと述べた。日銀は自信をもって利上げを続けられるかどうかについて「大きな一歩になるのでは」と話した。