カイのオムライスづくりは佳境を迎え、チキンライスと卵の間にとろけるチーズを挟むことを考えていた。卵焼きづくりで頭がいっぱいだったなか、リョウガの一言でチーズを思い出し、カイは感謝した。別班ではアロハが手伝う気などなく、タカシ、シューヤで9人分の春巻きを調理。ユーキ、タクヤ、ハルは協力して餃子づくりを進めた。そして、実食の時を迎えた。1品目はカイのオムライスで、とろけるチーズ、中濃ソースを加えたチキンライスが大好評だった。2品目はユーキの餃子。タカシはユーキの親類である料理人の店で食事したことがあり、その時の味が思い出されたという。3品目は母のレシピにシューヤが独自のアレンジを加えた春巻き。カイはしいたけ、たけのこが苦手ながら、美味しいと高評価。