きのう取材したのは、環状7号線の地下およそ40mに位置する「調節池」。調節池とは、大雨などによる浸水被害を防ぐため、水を一時的にためる施設。石神井川区間の整備が完了すると、1時間あたり100mmの集中豪雨にも対応できる効果が期待される。先月関東にも記録的な大雨をもたらした台風10号。その際には滝のような勢いで水が流れ込む埼玉県春日部市に設けられた取水施設「首都圏外郭放水路」。高さおよそ18mに及ぶ巨大な柱が50本以上連なる空間に、大量の雨水などが貯留された。地下施設の見学ツアーには大勢の人。ほかにも観光やエンタメなど、我々の生活を豊かにしてくれる取り組みも。