中国・広州の空港では旧正月の春節に合わせた大型連休がきょうから始まり各地の空港は観光客などで混雑している。中国から日本を訪れる観光客といえば爆買いから体験型のコト消費に興味が移っている中、意外な場所にも関心が寄せられている。中国からの観光客が向かった先は日本の最高学府、東京大学。赤門の前で記念撮影する人の姿も。なぜこの場所を訪れるのか聞いてみると「子どもたちの将来の勉強とか考えて、東京大学がどうなっているか連れてきた」と答えていた。栃木県日光市の鬼怒川温泉にも連休を利用した観光客の姿が見られた。体験型のコト消費はことしも人気。温泉街の近くにあるこちらのいちご狩りの施設。中国などの東アジアなどからの観光客が年々増えていて春節の期間も団体客の予約が入っているという。ことしの春節の大型連休。中国政府はその前後も含めて期間中に移動する人は過去最多となる延べ90億人に上るという見通しを発表している。中国の大手旅行会社の調査によると人気の国外旅行の行き先は日本が1位だという。