中国の国家統計局がきょう発表した先月の消費者物価指数は去年同月比1.3%の上昇となった。消費者物価指数がプラスとなるのは5か月連続で、去年は1月下旬に始まった旧正月の春節に伴う大型連休が今年は先月だったことで、航空運賃やホテルの宿泊料金など旅行関連の価格が去年と比べ上昇したことや、金の価格上昇で関連する装飾品が大きく値上がりしたことなども主な要因だ。一方、自動車などは値下がりしていて、消費者の節約志向が続いていることがうかがえる。また、合わせて発表された企業が製品を出荷する際の値動きを示す先月の生産者物価指数は去年同月比0.9%の下落となった。中国政府は全人代で消費の押し上げと内需拡大を重点項目の筆頭に掲げていて、今後消費の促進や物価押し上げにつながる効果的な対策を打ち出せるかが焦点となる。
