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「暑さ指数」 のテレビ露出情報

熱中症の危険度を判断する指標の「暑さ指数」は気温・湿度・風・放射熱の4要素が関係する。日本の農村部の平均気温は過去100年で1.0℃上昇しているのに対し、東京では3.0℃上昇している。この2.0℃の差は温暖化対策だけでは埋められないとのこと。
都市部の気温上昇を抑えるポイントは「風」と「放射熱」。まず「風」について。東京都は2020年に「風の道確保等に関するガイドライン」を発表。これは品川駅・田町駅周辺で再開発の際に「風の道」を確保するよう事業者に求めるものだという。風の道は「地上50mで風速4.0m/s以上の風の流れ」と定義されている。具体的には建物の高さを50m以下にしたり建物の間隔を空けたりしているとのこと。堅田さんは「都市ごとに形が異なるので適用する難しさはあるが、対策の持続性に関しては優れていると思う」などと話した。
「放射熱」対策について。「遮熱性舗装」は路面に遮熱材を塗ることで赤外線を反射し、アスファルトへの蓄熱を防ぐというもの。「保水性舗装」はアスファルト内の保水材が雨水を吸い込み、それが蒸発する際の気化熱で温度上昇を抑えるというもの。どちらも路面温度の上昇を8~10℃抑制してくれるという。東京都によると今年3月時点で都道全体の約1割にあたる約200kmで整備が進んでいるという。堅田さんは「非常に有効だと思うが全ての道路に適用するとなるとコスト面での負担が大きい」などと話した。
暑さの要因として新たに「日射量」が注目されている。日射量とは太陽から受ける放射エネルギーの量。気象庁のデータによると、東京都の年平均日射量は90年代以降増加傾向で、2023年には過去最高値を記録した。2023年は世界気象機関が「観測史上最も暑い年」としており、ドイツの研究チームはその理由として「北半球中緯度及び熱帯地方の雲の減少が原因である可能性がある」と指摘している。雲の減少には雲のもとになるエアロゾルや地表面付近の水分量の減少が背景にあるとされる。韓国では日射量対策として街に大きなパラソルなどを設置しているとのこと。堅田さんは「地球温暖化対策として排ガス規制を行い空気は綺麗になったが、逆にそれが原因で雲が減少し日射量が増加した。日射量の増加や雲の減少はほとんど知られていないのが現状。このことを知ると暑さ対策はもっと広い視野で行われるべき」などと話した。
発電所やエアコンの室外機などからの排熱も気温上昇の要因となっている。排熱量は人口密度に比例するため、人口密度を下げることも気温上昇の抑制になり得るとされている。堅田さんは「CO2対策に傾きすぎるのは良くない。地域によって気温上昇の原因は異なるので地域ごとの検証が必要」などと話した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年7月9日放送 3:45 - 4:30 TBS
TBS NEWS(ニュース)
各地で大雨。沖縄・読谷村では1時間降水量が53.5ミリの非常に激しい雨を観測し、胡屋でも48ミリの激しい雨に。沖縄市内では交差点冠水も。那覇市などは午後9時時点で警戒レベル3の高齢者等避難を出していて、早めの避難を促している。中国地方も大雨。島根・邑南町付近では1時間に約110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は島根県に記録的短時間大雨情報を発表。記録的[…続きを読む]

2025年7月8日放送 23:00 - 23:56 TBS
news23(ニュース)
医学誌ランセットは、暑さによる作業効率低下などにより、建設業などの労働時間が約20億時間失われていると指摘。収入換算するとおよそマイナス5兆4000億円。求められる職場の暑さ対策。LRMでは、暑さ指数31を超えた場合リモートワークを推奨している。取材の日も約7割がリモートを選択していた。その選択をした一人が堀田さん。朝イチの仕事がデータチェックなど集中力が必[…続きを読む]

2025年7月4日放送 15:50 - 19:00 日本テレビ
news every.あすのポイント
日テレ・大屋根広場から気象情報を伝える。

2025年6月24日放送 5:50 - 9:00 日本テレビ
ZIP!?よミトく!
東京暑さマップ公開。東京都内を熱中症リスクを7段階で表示。暑さ指数をもとに判定。25以上は積極的に休憩、28以上は激しい運動は中止、31以上は原則運動中止、33以上は熱中症警戒アラート、35以上は熱中症特別警戒アラート。きのう午後0時時点で暑さ指数28以上の厳重警戒を示していた東京・銀座は気温32.7℃、湿度61%とじめじめした暑さ。暑さ指数25以上の警戒を[…続きを読む]

2025年6月7日放送 11:30 - 13:30 テレビ朝日
ワイド!スクランブル サタデー(ニュース)
5日発表、気象庁1カ月予報によると、平年より気温が高い。今月1日、職場での熱中症対策の義務化が施行。よく使われる暑さ指数とは、気温・湿度・輻射熱などを取り入れた指標。環境省のサイトなどでチェックできる。(LIVE東京・渋谷)

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