2つ目のポイントは「ガソリン税の暫定税率の廃止」。暫定税率とは、道路整備などの財源として1974年に導入されたもので、現在は一般財源化されている。ガソリンの本体価格は上昇しており、野党7党が今年11月1日~廃止する法案を国会に提出予定。後藤先生は「これは実現する可能性が高い。(1リットルあたり)25円安くなるというのは特に地方で車によく乗る人は素直にありがたいことだと思う。物価高のある程度の対策にはなると思う。ただ、物流費にかかるトラックの燃料はガソリンではなく軽油がほとんど。これは対象外にならないので、自家用車で運転する人の負担は減るが輸送コストにはあまり関係ない」などと説明した。