愛宕神社をお参り。愛宕神社は徳川家康の命により江戸の防火防災の神様として祀られた。愛宕神社の前を通った家光が馬で梅の花を取ってこいと難題を家臣たちに申し付けた際、無名藩士だった曲垣平九郎が馬に乗ったまま階段を駆け上がり、梅の花を取って家光に献上。そこから名前が一夜で全国に知れ渡ったことから、出世の階段と呼ばれるようになった。桜田門外の変では水戸・薩摩の浪士が愛宕神社で必勝祈願をしたあと井伊直弼が桜田門を出たところを見計らって出発した。勝海舟と西郷隆盛は愛宕神社から江戸城を眺めながら会談したと言われている。西郷隆盛の銅像の原画は本人ではなく従兄弟の大山巌の写真をもとに描かれた。西郷隆盛は写真が嫌いだったため写真が残っていないと言われている。