本堂にあたる方丈には国の特別名勝・史跡は曹源池庭園。面積は1200坪あり、その庭園には大きな池がある。大小の庭石があり背丈や緑の色が異なる樹木が空気に一体感がある。庭園に詳しい鳥賀陽百合さんは、物語を作るように作られていると語った。向こう岸のこんもりとした石雲には滝を表現している。鯉を表す石があり、登竜門は急流をのぼりきった鯉は竜になるという中国の故事。この庭は修行のために作られているというが、修行僧が悟りを開くように鯉でも登れない滝を頑張って登り、修行を頑張ってほしいという意味合いがあるという。僧たちはえんがわんで坐禅をくんで修行を行っている。座った位置から石組みが目に入るように計算されている。そんな曹源池庭園は誰が作ったのか?