中央競馬へ移籍したオグリキャップの厩務員となったのは池江敏郎(52歳)。厩務員は馬の身の回りの世話をする相棒。厩務員がよくないと馬は走らないといわれる。地方から出てきた池江はオグリキャップに自分の姿を重ねていた。昭和63(1988)年3月6日に中央競馬デビュー戦を迎えたオグリキャップは圧倒的な強さで勝利した。そこから6連勝したオグリキャップはGIレース天皇賞・秋に出走。タマモクロスに敗れて2着だった。白い稲妻と呼ばれた現役最強馬にジャパンカップでも敗れた。打倒タマモクロスのために池江が調教師や騎手と考えた作戦は有馬記念が行われる中山競馬場での調教。作戦が実り12月25日に開催された有馬記念でオグリキャップはタマモクロスに勝利して日本一となった。
