宮城県はきのう県庁の全正規職員を対象に、「選択的週休3日制」を導入する方針を明らかにした。1日の勤務時間は約8時間だが、例えば金曜日の勤務時間を他の曜日に約2時間ずつ振り分けることで、休日が1日増える仕組み。離職した職員を再雇用する「カムバック採用」の導入についても検討を進めている。杉村さんは「働きたくないから県庁に行きたくないわけではないと思う。地方の優秀な人は最初みんな公務員になりたがるけど、僕からするとその人材が県庁の仕事しかできない。せっかくなら利益誘導にならない規定を作った上で、県庁の職員も民間の仕事ができるようになると本当に地域の経済が潤うと思う。休みを増やすことも重要だけど休む分、その人材のリソースをどこで稼ぐかというのをぜひ検討していただきたい」とコメントした。