石破茂新総裁を支える自民党幹部の顔ぶれが内定した。幹事長に森山裕氏。政調会長に小野寺五典氏。選挙対策委員長に小泉進次郎氏。総務会長に鈴木俊一氏となった。専門家は「執行部の顔ぶれは”脱麻生”。だが麻生派の鈴木さんを入れることでそれを薄めたいという下心が見える」などと話した。閣僚の顔ぶれも決まってきており、外務大臣に岩屋毅氏。子ども政策担当大臣に三原じゅん子氏。総務大臣に村上誠一郎氏。村上氏の起用には驚きの声が広がっているという。
石破氏は1986年に当時最年少で初当選し、その後12回連続当選。5度目の挑戦で自民党総裁の座を掴んだ。総裁に選出された直後の石破氏に握手を求めて近づいたのは菅義偉前総理。今回の総裁選では、菅前総理と岸田総理は思惑通りに進め、麻生元総理が一人負けの状態だという。専門家は「菅さんが固めた小泉進次郎さんの票を動かす。結果として石破さんはギリギリ逃げ切る。菅さんは俺はやったぞということだし、石破さんからみたらありがとうございますということ」などと話した。菅氏は石破氏の当選に貢献し、党の副総裁という要職に内定した。一方で麻生氏の誤算は決選投票での票読みとみられ、専門家は「麻生さんとしては河野さんが決選投票にでない可能性を十分に考え、高市さんにのるということを判断したと思う。ただ高市さんに他が乗ってこなかった」などと話した。石破氏はその麻生氏を党の最高顧問で起用する方向だという。さらに石破氏の最後の一押しをしたのが岸田総理だという。専門家は「派閥を解消したはずなのに一番固まって動いたのが旧岸田派。勝ち馬を作る最後の一押しをした岸田さんということはいえる」などと話した。旧岸田派からは林芳正官房長官が留任の方針。派閥の多くが解体されて行われたはずの総裁選は、依然としていくつかの大きな塊で票が動いたとみられている。専門家は「菅・麻生・岸田の存在感が示された総裁選だった。本当の意味で自民党がフラットになったのか注視していく必要がある」などとした。石破氏は早ければ10月9日にも衆議院を解散する方向で最終調整に入ったという。
石破氏は1986年に当時最年少で初当選し、その後12回連続当選。5度目の挑戦で自民党総裁の座を掴んだ。総裁に選出された直後の石破氏に握手を求めて近づいたのは菅義偉前総理。今回の総裁選では、菅前総理と岸田総理は思惑通りに進め、麻生元総理が一人負けの状態だという。専門家は「菅さんが固めた小泉進次郎さんの票を動かす。結果として石破さんはギリギリ逃げ切る。菅さんは俺はやったぞということだし、石破さんからみたらありがとうございますということ」などと話した。菅氏は石破氏の当選に貢献し、党の副総裁という要職に内定した。一方で麻生氏の誤算は決選投票での票読みとみられ、専門家は「麻生さんとしては河野さんが決選投票にでない可能性を十分に考え、高市さんにのるということを判断したと思う。ただ高市さんに他が乗ってこなかった」などと話した。石破氏はその麻生氏を党の最高顧問で起用する方向だという。さらに石破氏の最後の一押しをしたのが岸田総理だという。専門家は「派閥を解消したはずなのに一番固まって動いたのが旧岸田派。勝ち馬を作る最後の一押しをした岸田さんということはいえる」などと話した。旧岸田派からは林芳正官房長官が留任の方針。派閥の多くが解体されて行われたはずの総裁選は、依然としていくつかの大きな塊で票が動いたとみられている。専門家は「菅・麻生・岸田の存在感が示された総裁選だった。本当の意味で自民党がフラットになったのか注視していく必要がある」などとした。石破氏は早ければ10月9日にも衆議院を解散する方向で最終調整に入ったという。