トランプ氏の大統領返り咲きによる影響について。トランプ氏は選挙期間中、化石燃料の生産を増やしてエネルギー価格を引き下げると言明。そうすると米国だけでなく日本でもガソリンや電気代が安くなる可能性があるという。食卓に並ぶ魚介類も安くなる可能性があるとのこと。一方危惧されることは米国からの経済的圧力。トランプ氏は大統領選中、輸入品に対する関税を大幅に引き上げると宣言してきた。これにより、自動車などを輸出している日本は大打撃を受ける可能性がある。専門家は「ドルが安い方が米国の製品も安く外国に売れる。金利が安くドルが安いにこしたことはないというのが本音」などと述べた。トランプ氏が金利を早く下げるよう中央銀行に圧力をかける可能性があり、その結果として中長期的にドル安・円高が進むとみられている。円高になると海外旅行に行きやすくなったり輸入品の物価が下がるメリットがある。ただ円高が過熱すると米国に輸出する企業は痛手となる。昨日石破総理は「心からお祝いを申し上げる。敬意を表したい」などと話した。今月下旬に石破総理はG20サミットに合わせて米国を訪問し、トランプ氏と面会することを検討しているという。