世界水泳 ドーハ2024でパリ五輪出場枠をかけた戦いとして注目されたアーティスティックスイミングでは吉田らは金メダル獲得を目指している。そんな吉田らは2021年の東京五輪では4位と悔しい思いを味わった。大会後、長年務めた井村雅代ヘッドコーチが退任し、中島貴子新ヘッドコーチのもと鍛錬を積み重ねてきた。パリ五輪への道はアクロバティックルーティン、チームテクニカル、チームフリーの合計得点で上位5カ国に与えられる。大会直前、安永真白と木島萌香が体調不良となり練習も限られたものとなっていた。