竹内さんに作家性を学べる機会がやってきた。木曽堆朱という技法は独特の柄が特徴。竹内さんの自分流を見つけていく第一歩が始まった。タンポで模様をつけるが、全体的にバランスよく均等に模様をつけることが求められる。竹内さん独自の木曽堆朱になっていく可能性を感じると、ようやくOKをもらえた。乾いたら漆を塗り重ねる工程が待っている。8回塗り重ね、研ぎ出しに入る。研いで行くと模様が浮かび上がる。竹内さんの木曽堆朱は等高線の模様がはっきりと出た仕上がりとなった。
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