- 出演者
- -
オープニング映像。
今回の舞台は長尾・塩尻市。市内には奈良井宿があり、奈良井宿の隣に木曽平沢地区がある。移住してきたのは漆器職人の竹内桜咲子さん。木曽漆器の修行のために移住した。木曽漆器は国の伝統工芸にも指定される。小坂進さんの指導のもと修行に励む。完成までに下地付けから始まり30以上の工程を経る。
竹内さんは、以前は輪島塗の会社で職人をしていた。以前の会社は工程ごとに分業制で、次第に全てをひとりでやりたい思いを持つようになり、独立を目指す中で塩尻市の地域おこし協力隊の募集を見つけた。ひとりの職人のもとで木曽漆器づくりの全ての工程を学ぶことが出来る。竹内さんには、他の職人も地域の後継者として期待を寄せている。小坂さんは作家としてオリジナル作品も制作し、これまでにも多くの賞を受賞してきた。竹内さんはプライベートな時間も削って作品を制作している。協力隊として小坂さんのもとで修行できるのは3年と決まっている。それ以降は、職人として自立していく必要がある。
木曽漆器の漆塗りはワイングラスにも使われている。ガラスに塗った漆を焼き付けて密着させている。塩尻市は木曽漆器に加えてワインも推している。高校生がぶどうの栽培からワイン醸造まで手掛ける学校もある。塩尻市では年に1度、漆塗りのグラスを手にワインを楽しめるイベントも開かれている。
- キーワード
- 塩尻市(長野)
竹内さんに作家性を学べる機会がやってきた。木曽堆朱という技法は独特の柄が特徴。竹内さんの自分流を見つけていく第一歩が始まった。タンポで模様をつけるが、全体的にバランスよく均等に模様をつけることが求められる。竹内さん独自の木曽堆朱になっていく可能性を感じると、ようやくOKをもらえた。乾いたら漆を塗り重ねる工程が待っている。8回塗り重ね、研ぎ出しに入る。研いで行くと模様が浮かび上がる。竹内さんの木曽堆朱は等高線の模様がはっきりと出た仕上がりとなった。
エンディング映像。
正直不動産2の番組宣伝。
作りたい女と食べたい女の番組宣伝。
「おげんさんのサブスク堂」の番組宣伝。
「CLASSIC TV」の番組宣伝。