ホンダと日産自動車が経営統合に向け協議。関係者によるとホンダと日産自動車は持ち株会社を設立し、それぞれの会社を傘下に収める形で経営統合する方向で協議を進めている。EV・電気自動車などの分野で海外の新興メーカーの存在感が高まる中、競争を勝ち抜くために必要となる巨額の開発費などを分担するとともに、互いの強みを生かして競争力を強化する狙いがあるとみられる。世界の自動車グループの販売台数(2023年)は1位・トヨタグループ、2位・フォルクスワーゲングループ、3位・ヒョンデグループ、4位・ステランティス、5位・GM、6位・フォード、7位・ホンダ、8位・日産自動車となっており、統合が実現すれば世界3位の巨大グループが誕生することになる。ホンダは三重県に、日産が筆頭株主の三菱自動車工業も愛知県に生産拠点を持っており、今後業界再編で東海地方の産業にどんな影響が出てくるのか注目される。三重県鈴鹿市にあるホンダの主力工場の一つ、鈴鹿製作所では従業員から期待の声が聞かれた。
住所: 三重県鈴鹿市平田町1907
URL: http://www.honda.co.jp/suzuka/
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