サンマの水揚げ量日本一を誇る北海道・根室市の花咲港では、去年までとは違う光景が見られた。今シーズン初のサンマ水揚げ量はおよそ67トンで、去年のおよそ469kgと比べると実に140倍。競りも過去最高値だった去年の価格と比べ、わずか200分の1に。去年は1キロ、14万400円、今年は724円。鮮魚店では早速、1匹80円で売られていた。さらに北海道・札幌市内の鮮魚店では、1匹18円と破格の値段。北海道の豊漁は全国に波及し、仙台市中央卸売市場では去年に初競りのおよそ20倍となる20トンのサンマが入荷。福島市でも去年の半値に近い価格で取引された。北海道・根室沖で豊富な漁場が見つかったことで豊漁となった今年のサンマ。いつまでこの豊漁は続くのか?巣山哲さん」は「非常に難しいんですけど、8月いっぱいじゃないかなと思っています。今のチャンスを逃したら10月ぐらいにもう一度チャンスが訪れると思っています」などと話した。